2024年5月掲載

My Style with Audi
Audi Q4 e-tron |
ギタリスト 村治佳織

15歳で鮮烈なCDデビューを果たし昨年30周年を迎えたクラシックギタリストの村治佳織さん。
ギター1本の演奏で多くの人々に感動を届けるだけでなく、交響楽団の演奏にソリストとして参加や、モデル活動、CM出演など幅広く活躍しています。
繊細な感性と高い好奇心を持つ村治さんは、2024年1月よりAudi Q4 e-tronのアンバサダーに就任。
そんな彼女から見たAudi Q4 e-tronの魅力について語っていただきました。

使用モデル

Audi Q4 Sportback e-tron

ひと目でAudiの電気自動車とわかるデザインとSUVの力強さや機能性を独自的に融合し、コンパクトSUVでありながら圧倒的な存在感を放つAudi Q4 Sportback e-tron。優れた居住性とユーティリティを兼ね備え、ダイナミックで軽快なパフォーマンスを発揮。ゼロエミッションで、静粛性に優れた心地よいドライビングフィールを叶えます。

歌詞がないからこそ、
音そのものの美しさを楽しめます。

村治「みなさんにとって、ギターでの演奏は歌や踊りの伴奏であったり、コードで演奏したりする感覚だと思います。私の場合は、クラシックギターを教える父のもとに生まれたこともあって、コードを弾くのではなく、メロディを弾くことから始めました。ギターのみの演奏は、音の強弱や繊細な技術、音色の美しさと、シンプルであるゆえに音が際立つのが演奏する身として魅力的と思います。歌詞がない演奏だから、メロディを自分の感覚でギターに歌わせる。そんな言葉を音で表現する喜びを感じながらギターを弾いています。
演奏者はよく自分の楽器を異性のようだと言われる方もいらっしゃいますが、私にとっては同じステージに立つパートナーであり、空気のような存在です。ギターは何本も所有しているので、一時はずっと同じ時間を過ごしても、その後何年か眠らせておくこともあります。久しぶりのギターを弾くと、当時弾いた曲への想いが蘇って、家族と会話をしているような感覚になりますね。ギターは大体のものは、コンサートで使用する前提ですと数十年持ちますが、指で弾いて弦に衝撃を与える楽器の構造上、他の弦楽器よりも寿命が短いと言われています。
だから、なるべく長く一緒にいられるように、普段のお手入れはもちろん、人間の整体みたいに楽器職人に歪みがないか定期的にチェックしていただいています。ただ、年月が経つのも悪いことばかりではないです。100年を超えたギターはパワフルな音は出せないけれど、まろやかな音を弾けて味が出てくるんですよ。人間と同じで年を経ることで顔つきが変わるので、そのように育っていくのを感じるのは楽しいですね。」

村治「映画を観ていても、音楽のあるなしでは全然見え方が違っていくんですよ。映画のお仕事に携わらせていただいた時に、役者さんの動きやセリフのみの音楽がつく前の映画を観たことがあります。その時に、音楽は物語のページをめくるような役割があるんだと思いました。それまでは、映画において音楽はあくまで役者さんのセリフを彩るものというイメージでしたが、音楽によって物語を加速させたり、シーンの流れをスムーズにしたりと全体を動かしていく力があると気づきました。ドライブにおいても似たところがあるかなと思っています。クルマの窓も、ある種スクリーンのように走っていると景色が変わっていくじゃないですか。その変わる景色や瞬間、気持ちとそれらすべてにマッチした音楽を流せたら、きっと最高のドライブになりますよね。」

Audi Q4 e-tronは使い勝手だけでなく、
見た目からも愛着が湧いてきます。

村治「Audi Q4 e-tronを最初に見た印象は、グリルがフラットになっているのもあって温厚な顔立ちに見えました。ボディラインやルーフラインがキレイに流れていて、全体に丸みがあるのもやさしい雰囲気に見える要因なのかなと思います。実は、クルマと同じようにギターにも顔立ちがあるんですよ。色や木目、くびれ、佇まいと1本1本別の顔を持っています。私が持っている1972年製のホセ・ルイス・ロマニリョスというギターは、まさに一目惚れでした。音を聴く前だったのですが、見た瞬間から欲しくなってしまいましたね。もちろん、音も素晴らしかったのですが、こういった本質的な良さとデザインの魅力が合致すると、より愛情を注ぎたくなりますね。」

村治「私はギターを車に乗せる時、人と同じように助手席や後部座席に乗せて走っています。演奏会やレコーディングで2本以上使う場合、やむを得ずラゲッジスペースに乗せることがありますが、その時はギターが傷つかないようにハードケースに入れたり、クルマの中でケースが動かないようにしたり、細心の注意を払っています。Audi Q4 e-tronは助手席も後部座席もギターが余裕で入る広々としたスペースがありますね。これなら予備も含めてシートスペースに入れられますね。演奏会や撮影ではギターの他にも、衣装やメイク道具などが必要なので、ラゲッジスペースにそれらをたっぷり収納できて、空間にゆとりをもって運転できるのは嬉しいですね。」

細部までこだわった室内環境で、
ドライブも音楽も心地がいいですね。

村治「クルマを運転していていいなと思ったのは、ナビゲーションの画面の大きさや位置です。手書きで目的検索ができる感度の良さももちろんですが、ハンドルの奥にナビゲーションがあることで、道を確認する時に視線の移動距離が短くなるのはいいですね。また、センタークラスターが少しドライバー側に向いていて運転がしやすいように細かいところまでこだわられているんですね。こういったちょっとした事の積み重ねが安心・安全の運転へと繋がって、気持ちよく運転をさせてくれるんだと思います。」

村治「Audiの室内は、音楽を聴く環境としても素晴らしいですね。外からの音が入ってこないですし、室内も静かな環境が守られていますね。クラシック音楽は、音色の変化や繊細な表現を特に楽しむ音楽なので、元々の環境が整えられているのは聴く上で大切ですね。Audi Q4 e-tronはガソリン車のようにエンジンではなく、モーターでクルマを動かしているから、静かであるとお話を聞いて納得しました。そのうえ、音響機器もいいので、複数のスピーカーから立体的に音が流れて繊細な音もしっかり聴くことができますね。クルマは、走る音楽室と常々思っているのですが、まさに理想的な室内になっていると感じます。」

安心できるからこそ、
運転に自信がついてきます。

村治「運転するうえで、何よりも重視にしているのは安心感です。まだ免許を取って、それほど年月が経っていないのですが、Audi Q4 e-tronで走っていると、クルマに揺らされることがあまりないので運転しやすいですね。安全面においても、カメラやセンサーがいたるところに設置されていて守られているように感じます。Audiは安定性が高いメーカーとお話を伺っていましたが、乗るたびに実感できます。よく使う駐車場が、ちょっと狭くなっているのですが、Audi Q4 e-tronはナビゲーションから駐車状況を俯瞰して見ることができるので、苦手だった駐車も安心してできるようになりました。」

生活の中に自然と取り入れられる。
そうすれば、環境に良いことって
続けられる気がします。

村治「クラシックギタリストってサステイナブルな職業だと、たまに思うんですよね。ギターは木から命をいただかないといけませんが、演奏する時はギター1本あればステージでも公園でもどこでもできますし、音を出すことで環境に影響を及ぼすこともないので、環境にとって良い職業ですよね。そうやって生活の中にサステイナブルなことが溶け込んでいると、肩ひじ張らずに環境に良いことができるのだと思います。生活する上で、人ってとにかく移動することが多いじゃないですか。その手段がサステイナブルなことであるのは環境にとってはもちろん、自分自身も無理なく良いことをやれているというので気持ちがいいですよね。Audi Q4 e-tronは、サイズ感もちょうどよく運転もしやすいので、サステイナブルな生活で選ばれる一台になると思いますよ。」

村治「子どもの頃はデビューが早かったのもあって、ギターを置いた旅行はほとんどしたことなかったんです。旅行といっても演奏旅行だったので、いつもギターはそばにいました。でも、作曲家の方々がよく旅の中で曲を生むとか、移動中にいろんな音楽を生み出していった話を聞いて、そういった人の気持ちを理解するのにも旅って大事なんだろうなと気づいたんです。私の場合、自分の曲ではなく、ヨーロッパや他の国の方が丹精こめて書かれた曲を弾くことが多いので、どんな想いや気持ちで曲をつくったのか。目に見えないものを自分なりの解釈を重ねて演奏するので、そのヒントにもなるかなと思ってギターを持たない旅を留学中に初めてやってみました。そうしたら、すごくいい時間を過ごせてそれから旅好きになったんです。これからはAudi Q4 e-tronがいるので、より気軽に行きたかったところに足を運びやすくなりますね。いろんなゆかりの場所へ行って刺激を受けたり、美しい景色の中を走りながら、新しいアルバムの曲順を考えたりなんてこともやりたいなと思っています。
2024年8月25日に行われる『Audi Summer Music Day』に参加します。開催場所は奥志賀高原なのですが、私はもちろんAudi Q4 e-tronに乗っていきます。みなさんにお会いできるのを今から楽しみにしています。」

村治 佳織さんにとっての
Audi Q4 e-tronの魅力とは

村治「私は、クラシック音楽を弾くことが多いため、作曲家の気持ちを汲み取るために、過去から学ぶことを大切にしています。作曲家の過去を調べて自分なりの解釈を重ねるうちに、歴史のあるものを好きになりました。今回、Audi Q4 e-tronアンバサダーのお話をきっかけにAudiについて調べたら、100年以上に渡る歴史や伝統、Audiの語源がオーディオからきていると知り、私に通ずるものを感じてアンバサダーを受けました。
Audi Q4 e-tronは、これからの未来のためにさまざまな努力によって生み出された人間の叡智のある一台だと思います。便利さや安心感がありながら、環境にも良い。そういうやさしさを2か月ほどのって肌で感じました。これからも、どんどん乗ってAudi Q4 e-tronの良いところをみなさんにお伝えしたいと思いますので、ぜひ楽しみにしてください。」

撮影協力:
かつしかシンフォニーヒルズ / 帝釈天参道 / 水元公園 / iki roastery & eatery
衣装協力:BANANA REPUBLIC